ポレポレファームを運営する帝人ソレイユ株式会社は、 帝人グループの特例子会社としての社会的責任を果たすために、 帝人グループの企業理念に対して障がい者雇用の観点から次のような解釈を加えて、 日々の会社経営に生かしていきます。
国は、農業分野において障がい者等の就労を支援する取り組みを「農福連携」として推進しています。 農福連携により、担い手不足や耕作放棄地という問題を抱える農業、ハンディキャップを抱える方々に多様な就労機会を提供したい福祉、それぞれの課題が解決する可能性があります。 ポレポレファームは、こうした社会的課題を解決するための一事例として、地道に取り組んでまいります。
日本農福連携協会さんがポレポレファームの動画を製作してくださいました。 「岩合光昭の世界ネコ歩き」製作チーム(当時)のプロフェッショナルなお仕事により、9分とコンパクトにまとまっています。
鈴木崇之 「今まで仕事のなかった方々が農業において仕事をみつけて、生き生きと戦力として働けているという姿。この農場がなかったら、その新しい現実はなかったと思うんです」
升岡圭治 「元々は私自身の子供が重度知的・自閉の障害を持っていて、私がここを始めた時の思いって、親亡き後というのがあるんです」
黒木忠 「(重度知的障害の)うちの息子がモデルとなって、ああいう子でも能力を発揮して活躍できるんだということを多くの方に知っていただいて、障害者の力を発揮する職場づくりの機会を作っていただくきっかけにしたいです」
帝人グループの障がい者雇用を担う特例子会社として、 「やりがいと働く楽しさ」(Joy at Work)のあふれる職場づくりを通じて、 ハンディキャップをもったメンバーが長く働くことができることを目指しています。 そのために、次のような商品(野菜や花)を栽培・販売することで、 自らの働きぶりに誇りや感動を持てることを大切にしています。
農薬・化学肥料・除草剤を使ったり、季節外れの美味しくない野菜を無理につくらない
香り高く、驚きがあふれる商品として取り組む
重度の障がい者の働く場を創出し、ポレポレファーム全体の収益性向上のため贈答花に取り組む
白樺派の文豪たちも避暑地として愛した、手賀沼を有する風光明媚な我孫子市。 ポレポレファーム我孫子農場は、この地で2019年4月にスタートしました。 古くから多種多様なの野菜を育んでいた我孫子市では、年間を通じて屋外(露地)で野菜を栽培することができます。 私たちは、自然の中で育まれる年間50~100種類の旬の野菜、食べられるバラ(エディブルフラワー)、さらにはビニールハウスで胡蝶蘭を栽培し、お客様にお届けいたします。
あびこの魅力
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帝人ソレイユ株式会社は、厚生労働大臣が認定する「障害者雇用優良中小企業主認定制度(通称:もにす認定)」において、これまでの取り組みが評価され、2024年1月に優良な障害者雇用事業主として認定されました。
帝人ソレイユ株式会社(ポレポレファーム)は、農林水産省より「農福連携」に取り組んでいる優れた事例を表彰する「ノウフク・アワード」において、2021年度チャレンジ賞を受賞しました。 ノウフク・アワードの受賞は、特例子会社では全国初のケースとなります。